脳梗塞に青汁はNG

脳梗塞という病気があります。
脳の血管が狭くなったり血液の流れが悪くなり詰まってしまうとその先の脳細胞へ血液が届かなくなり脳細胞が死んでしまうために発症する病気です。
また、心臓で出来た血の固まりである血栓が血管を通して脳まで運ばれ、詰まって発症する場合もあります。
どちらのケースでも血管の詰まりと血液の流れが悪くなることが原因ですが、この脳梗塞を患っている方には青汁はNGといわれています。
それは、脳梗塞を治療するために服用するワーファリンという血液を固まりにくくする作用のある薬の効果を青汁に含まれるビタミンKが抑えてしまうからです。
ビタミンKは血液の凝固に関わる栄養素で傷からの出血を防ぐ作用がありますが、この作用がワーファリンの血を固まりにくくする働きを阻害してしまいます。
止血作用も体には必要な作用なのですが、脳梗塞を患っている方の場合血液が固まり脳の血管に再び詰まってしまうと重大な障害や命の危険に繋がりかねませんので、優先順位として血を固まりにくくするワーファリンの作用が求められるのです。

この様な理由から脳梗塞には青汁はNGとされているのですが、脳梗塞を予防するという意味で青汁を飲むことは効果的です。
脳梗塞の原因になるどろどろの血液には悪玉コレステロールと呼ばれる脂質が過剰に含まれていて血液の流れを悪くしています。
青汁を飲むと青汁に含まれる水溶性食物繊維が食品中の脂質を吸着して体外へ排出してくれます。
そのため過剰な脂質を体内に吸収することを防いでくれます。
さらに水溶性食物繊維には胃腸の消化吸収を緩やかにする効果もあるので体が脂質を吸収する前に吸着して排出することが出来るのです。
そして水溶性食物繊維は胆汁酸も吸着して排出します。
胆汁酸とは体が油分を吸収する際に必要な成分で、コレステロールを材料にして合成されます。
水溶性食物繊維が脂質と胆汁酸を吸着して排出すると、体は胆汁酸を新たに作るために血液中のコレステロールを材料として使用します。
そのため血液中に過剰に存在したコレステロールの量が減り、血液の流れも改善されるのです。

この様に脳梗塞を患い、ワーファリンを服用している方には青汁はNGですが、健康な方や肥満気味の方が脳梗塞の予防や血液をサラサラに保つために青汁を飲むことは良い習慣といえるのです。